【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル市は2日、地下鉄の初乗り運賃(交通系ICカード利用時)を7日の始発から150ウォン(約17円)値上げして1400ウォンとすると発表した。現金での乗車も同様に150ウォン増の1500ウォンとする。

 

 青少年(満13〜18歳)は80ウォン増の800ウォン、子ども(満6〜12歳)は50ウォン増の500ウォンとなる。

 今回の値上げはソウル、仁川、京畿道、韓国鉄道公社(コレール)など首都圏の路線全体を対象に同時に行われる。

 首都圏の地下鉄に月60回乗車できる定期券も、初乗り運賃の値上げに伴い価格が調整される。

 首都圏統合乗り換え割引や早朝割引などの特典は引き続き提供されるが、交通機関によって初乗り運賃が異なるため、ソウル市は事前に料金を確認するよう呼びかけている。

 詳しい情報はソウル交通公社など地下鉄運営機関のホームページやアプリケーション、駅構内の案内文のほか、ソウル市のホームページでも確認できる。