【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル市は29日までに、南山1号トンネルと南山3号トンネル利用時の「混雑通行料」を引き続き徴収する方針を固めた。来月20日に専門家や市民を対象に公聴会を開いて意見を聴取し、市の交通委員会の審議を経て年内に混雑通行料政策の方向を最終決定する。通行料を2000ウォン(約230円)で据え置くかどうかは、市民らの意見などを踏まえて決める。

 ソウル市の関係者は「南山トンネルの混雑通行料徴収に政策的な効果があることが確認され、政策を維持することを暫定的に決めた」と伝えている。

 南山1号、3号トンネルの混雑通行料の徴収は、交通渋滞を緩和する目的で1996年に始まった。10人乗り以下の車両のうち乗車人数が3人未満の車両を対象に、午前7時〜午後9時に徴収する。

 同市はこの政策の効果を見極めるため、今年3月17〜4月16日に都心から江南方面に向かう車の混雑通行料を免除し、4月17〜5月16日は両方向とも免除した。両方向とも徴収を停止した期間は南山トンネルの交通量が12.9%増加し、トンネルと周辺地域の車の走行速度は9.0%低下した。