【ソウル聯合ニュース】米経済誌フォーブスが17日までに発表した世界企業ランキング「フォーブス・グローバル2000」で、韓国のサムスン電子は前年の14位から21位に後退した。

 フォーブスは毎年、世界の企業の売上高や利益、資産、市場価値を分析し、上位2000社を発表している。

 サムスンは売上高で28位、利益で43位、資産で122位、市場価値で23位となった。昨年、世界の景気低迷により半導体事業で約15兆ウォン(約1兆7000億円)の赤字を出したことが影響したとみられる。

 韓国企業ではサムスンのほか、現代自動車が昨年の104位から93位に上がり、100位入りした。

 米国と中国の金融企業が上位を占めた。米国のJPモルガン・チェースが1位、バークシャー・ハサウェイが2位だった。中国を除き、アジア企業ではトヨタ自動車が11位で最も高かった。