【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップは5日、全国の18歳以上の1002人を対象に2〜4日に実施した調査の結果、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は前回調査(6月25〜27日)より1ポイント上がった26%だったと発表した。不支持率は2ポイント下がり64%となった。

 尹大統領を支持する理由は「外交」(26%)、「国防・安全保障」(7%)、「全般的によくやっている」「医学部定員の拡大」(いずれも6%)、「主観・所信」(5%)の順で多かった。

 支持しない理由は「経済・国民生活・物価」(13%)が最も多く、「コミュニケーション不足」「全般的にうまくできていない」「独断的・一方的」(いずれも7%)、「外交」「海兵隊員殉死を巡る問題」(いずれも6%)、「拒否権行使」(5%)が続いた。

 韓国ギャラップは「尹大統領の支持率は4月の総選挙後、3カ月間20%台前半から中盤で足踏みしている」と説明した。

 政党支持率は保守系与党の「国民の力」が前回調査より2ポイント上昇の33%、革新系最大野党「共に民主党」が3ポイント下落の29%となった。「祖国革新党」は9%、「改革新党」は4%、支持政党がない無党派層は23%だった。

 将来の大統領にふさわしい人物を問う質問では、民主党の李在明(イ・ジェミョン)前代表が23%で最も多く、国民の力の韓東勲(ハン・ドンフン)前非常対策委員長(17%)、祖国革新党の曺国(チョ・グク)代表(5%)と続いた。