「日本キャラクター大賞2022」の表彰式が29日、都内で行われ、グランプリには「ちいかわ(なんか小さくてかわいいやつ)」が輝いた。イラストレーター・ナガノさん2020年にツイッター上で漫画連載を開始、幅広いライセンス事業で話題を集めた。

 市場性、新規性、社会性、創造性、将来性の5指標から選考。「かわいいだけでなく深みのある世界観を背景にしたクリエイティブ力。アニメやゲームキャラクターの勢いが増す市場環境の中で、SNS発のオリジナルキャラクターからほぼ1年で大きな市場を形成したプロデュース力。さらに将来性への期待から受賞になりました」と評価された。

 「ちいかわ」のプロデュース事業を手掛けるスパイラルキュート社の川上洋一代表取締役は今年4月からのアニメ化で、子どもたちへもファンが拡大したことを挙げ「さまざまなタイアップ、キャンペーン、売り場のポップアップとさまざまな企画を用意しています。ちいかわの活躍にご期待いただきたい。また、日本を代表するキャラクターに育てたい」と意気込みを示し、関係者への謝意を口にした。

 漫画が連載されているツイッターのフォロワー数は113万人超の「ちいかわ」。川上代表はコラボカフェがプラチナチケット化するなどの人気について「ナガノさんのツイッターの漫画が全てですね。かわいいながらも困難を乗り越えていく友情物語が支持され、右肩上がりでファンが拡大している。SNSの力が大きいですね」と話した。

 13回目を迎えた同賞は、キャラクターおよびライセンスビジネスに焦点を当てるもの。2021年の実績を表彰する今回は、キャラクター・ライセンス賞に「『エヴァンゲリオン』シリーズ」(グラウンドワークス」、「ちいかわ」(スピイラルキュート)、「TVアニメ『東京リベンジャーズ』」(アニメ『東京リベンジャーズ製作委員会』」、同ニューフェイス賞に「PUI PUI モルカー」(シンエイ動画)、同プロダクト・ライセンシー賞に「SUPER MARIO meets GELATO PIQUE」(マッシュスタイルラボ)、プロモーション・ライセンシー賞に「外食5チェーン共同作戦」(ゼンショーホールディングス)、リテイル賞に「TOYLO PARK powered by リトルプラネット グランツリー武蔵小杉」(プレースホルダ、イトーヨーカ堂)、選定委員特別賞に「たべっ子どうぶつ」(ギンビス)が選出され、その中から「ちいかわ」がグランプリに輝いた。

(よろず〜ニュース・山本 鋼平)