俳優サミュエル・L・ジャクソンが、クエンティン・タランティーノ監督の「ハリウッドのマーベル化」に対する非難について”反撃”に出た。サミュエルは、マーベル・シネマティック・ユニバース映画の11作品でニック・フューリー役を演じており、こうしたスーパーヒーロー映画の主役は俳優ではなく「スター」であるというタランティーノ監督の発言に異議を唱えたかたちだ。

 トーク番組『ザ・ビュー』に出演したサミュエルはこう話した。「こういう特殊なキャラクターになるには俳優が必要で、映画スターの座への道は常にそうだった。一体、何を言っているんだ?」「これら俳優たちは見るからに映画スターだということついて、大きな論議はない。チャドウィック・ボーズマンはブラックパンサーだ。反論の余儀なく、彼は映画スターだよ」

 先週タランティーノ監督は「本物の映画スター」の不在を指摘。スーパーヒーロー映画の「シリーズ・キャラクター」がもてはやされ、それらに命を吹き込んだ俳優達の才能が評価されていないと不満を明かしていた。

 「ハリウッドのマーベル化のひとつとして、これらの全ての俳優達はこれらのキャラクターを演じて有名になったが彼らは映画スターではないというのがある。そうだろ?キャプテン・アメリカがスターだ。もしくはソーがスターだ。これを言うのは私が初めてではない。ずっと言われていることだ。これらのシリーズ・キャラクターがスターになったんだよ」と話していた。

 また、子供の頃マーベルコミックを夢中で集めていたという同監督はマーベル映画を「嫌い」なわけではないものの、コミックブックを原作とした映画ジャンルが他ジャンルに影を投げかけているとして、「私の唯一の不満は、それしか作られていないように見える点だ」「そしてそれらがファンの間や製作するスタジオにとってさえ、興奮を生み出しているように見える唯一のもので、それが彼らの楽しみなんだ」「今では、それらがこの時代の映画全体を代表しているのが事実で、ほかのものが存在するスペースが残っていない。私にとってそれが問題なんだ」と説明していた。

(BANG Media International/よろず〜ニュース)