英国のミュージシャン、リアム・ギャラガー(51)は、長年の不摂生で体に受けたダメージの回復に努めていることが分かった。若い頃は体のケアに無頓着だったリアムは、関節炎や自己免疫疾患を含む健康上の問題に対処するため、アルコール、タバコ、ドラッグを断ち切ったという。

 リアムはザ・サン・オン・サンデー紙に語った。「頭の外に追いやることで、自分がしてきた悪行をリセットしなければ」「今こそすべてを取り戻し現実に戻っていく時だ」「若い頃はクールだと思っていたことをね。今は健康を取り戻す時だ。年齢を重ねると、人生は貴重だと分かる。若い頃は気にしない。でも年を取ると、自分が行くべき場所に近づいていくんだ」

 そして、リアムは年を取ることが好きではないと認め、続けた。「何でもかんでもサイコーに楽しい日もあれば、人生と同じように『最悪だ』って思う日もある」「すべてを手に入れたとしても、それだけでは足りないんだ」「時々、どこへ行くのか、なぜここにいるのか、何をしているのかってことで今すぐ答えが欲しいけど。でも、それは不可能だ」

 リアムは夜更かしする生活から朝型に切り替えたそうで、「俺は結構ハッピーな男だな。朝早く起きるのが大好きなんだ」「6時か7時くらいになると、うとうとしだすんだけど、早朝の4時頃には起きている」「ベッドの端に座って考えるのさ。俺は考えるのが好きだからな」と明かした。

 リアムは兄のノエル・ギャラガーとの不仲でも知られ、2009年のパリ公演での大喧嘩がきっかけでロックバンド「オアシス」が解散、以来兄弟は疎遠となっている。

(BANG Media International/よろず〜ニュース)