歌手エド・シーラン(33)が、英国南部ブライトンにある小学校の集会で演奏し、生徒たちを驚かせた。エドは先週、イースト・サセックスにあるフェアライト幼稚舎併設小学校に特別ゲストとして現れ、大ヒット曲『パーフェクト』を含む3曲のアコースティックセットを披露。その後、生徒たちと質疑応答を行ったほか、自身のギターを数本学校に寄贈した。

 この訪問は、ブライトン ホーブ、イースト・サセックスの音楽ハブであるクリエイト・ミュージックが企画したもので、「子どもたち、若者、大人に生涯にわたる音楽の贈り物をすることで人生を変えていく」ことを目的としている。

 写真家のサディー・アヴァードはこのサプライズ・イベントを撮影し、インスタグラムで公開した。「この業界に入ってきたばかりの写真家として、昨日起こったことが本当なのか、まだ自分でも信じられません!フェアライト小学校を訪問したエドに会って写真を撮るという、とてもシュールな機会を得ました」と綴っている。

 エドは、学校が楽しくないと思っている生徒にいくつかの賢明なアドバイスをしたそうで、サディーは「彼の主なメッセージは、学校での成績が(あまり)良くなくても、幻滅してはいけないということでした。好きなことを追求し、それをキャリアにすることを止めないでください。業界の他の人からインスピレーションを得て、彼らよりもさらに努力して最高のものになるために」と説明した。

 エドは、若者とその創造的な教育の支援に情熱を注いでおり、過去には母校の芸術学部に100万ポンド(約1憶9700円)を寄付したほか、母校で写真やコンピューターを学ぶための資金援助、小学校への音楽機材寄付、学費を払えない家庭のための奨学金を提供したりしている。

(BANG Media International/よろず〜ニュース)