去年10月、大阪市北区の寿司店でカセットボンベが爆発し、9人がケガをした事故で、警察は22日、寿司店の店長ら3人を業務上過失激発物破裂などの疑いで書類送検しました。

 去年10月、JR天満駅の近くにある寿司店で、調理で魚などをあぶるガスバーナーに取り付けたカセットボンベが爆発し、客7人と店員2人の計9人が顔や腕にやけどをするなどのケガをしました。

 当時はランチタイムで、店には1階と2階あわせて100人ほどの客がいました。

 警察によりますと、爆発したカセットボンベは、魚などを焼く際に使う「焼き物機」と呼ばれる調理器具の上に置かれていて、調理中に加熱されたことが、爆発の原因とみられるということです。

 警察は22日、焼き場の周辺に可燃物がないかなど注意事項を店員に指導するなど、業務上の注意義務があったにもかかわらずにこれを怠り、カセットボンベを破裂させ、客らにけがをさせるなどし、公共の危険を生じさせたとして、店の男性店長(48)、男性総料理長(48)、そして焼き場の女性担当者(22)の3人を書類送検しました。

 警察は、男性店長と男性総料理長については検察に起訴を求める「厳重処分」、焼き場の女性担当者には起訴するかどうかを委ねる「相当処分」とする意見をつけました。

 この店では普段からカセットボンベの危険性などが指導されておらず、調べに対し、男性店長らは「爆発の可能性は考えることができた」などと容疑を認めているということです。