2024年6月初め、SNS上で「何のために設置されたのか気になる」と話題になったのは、謎の“キーボックス”。『東京2020オリンピック』の選手村に使用され、その後2年半かけて整備、開発が進む東京・晴海付近で“謎のキーボックス”が数多く発見されています。一体、誰が、何のために…?

“キーボックス”とは?

(「読売テレビ」西山耕平アナウンサー)

「そもそも、キーボックスとは何か?こちらに用意しました。ダイヤルが付いていて、数字を合わせるとボックスが開きます。この中に鍵などを入れ、複数の人と安全に共有できるというものです。これが今、東京・晴海地区の至る所に付けられているということで、一体ナゼなんだ?と話題になっています」

区議も調査に乗り出した

 この“キーボックス”は、神社・保育園・駐車場など様々な施設の近くで見つかっているといいます。付近に住む人からは、「気味悪いです」「爆発するようなものだったら怖いです」「毎日のように、いじっている女の人を見る」との声があがっています。

 そこで、市民からの情報が寄せられているという、東京・中央区の高橋元気区議(晴海在住)を直撃取材。高橋区議は、「『何かしら、犯罪のにおいがするようなことに使われているんじゃないか?』といったような連絡はあると思います。ただ、それが本当に正しいかどうか、真偽のほどは、ちょっとわからない」と話しています。

 一方で、「私も1週間ほど前から至る所にあると気付いた」として、情報共有のためインターネット上でマップを作成。誰でもキーボックスの位置情報を追加でき、17地点で目撃情報があったということです(2024年6月14日午後1時半時点)。

貼り紙などで撤去を促す

 晴海地区にはオートロックのマンションが多く、鍵なしでは中に入れないため、警視庁によると「不動産業者が内覧のために使用しているのではないか」ということです。ただ、キーボックスを勝手に付けることは認められていません。別の地域でも確認されているということで、関係各所と協議し、貼り紙をするなど撤去を促しています。

亀井正貴弁護士「他人の家を不法占有することと同じ」

 キーボックス設置は違法なのか?外してもいいのか?亀井正貴弁護士によると、「(Q.違法ではない?)所有者の許可なしに物を固定する行為は、他人の家を不法占有することと同じなので、違法」「(Q.行政は、すぐに撤去できない?)キーボックス自体は“交通を妨げる不法占有”とは言い難いため、すぐにはできない」「(Q.もし自宅に付いていることに気付いたら?)壊さなければ、外してもいい」ということです。

(「情報ライブ ミヤネ屋」2024年6月14日放送)