【速報】「パパがママのことを刺した。私も刺された」娘は遺体の傍ら1人で過ごす…死亡した父親を殺人などの疑いで書類送検
読売テレビニュース6/20(金)15:07

事件があった集合住宅(5月20日)
今年5月、大阪府池田市で背中を刺された5歳の女の子が保護され、両親が自宅で死亡しているのが見つかった事件で、女の子が「パパがママのことを刺した。私も刺された」と警察に話していることが20日、わかりました。警察は同日、父親が包丁で妻を殺害して、女の子の背中を刺した上で自ら命を絶ったとして、容疑者死亡のまま殺人などの疑いで書類送検しました。
■「父と母がケンカした」5歳女児には肝臓や腎臓に達する刺し傷も「奇跡的に生存」
警察によりますと、事件が発覚したのは、5月20日正午ごろ、女の子が自宅近くの店舗を訪れ、従業員に「父と母がケンカした、ナイフを持っていて、どちらかがケガをした」と話したということです。女の子の背中には数日前に負ったとみられる、肝臓や腎臓に達した刺し傷があり、全治3か月と診断されました。医師によると、「生命を維持することができたのは奇跡的」で、現在は病院を退院して保護されているということです。
警察が、池田市内の閑静な住宅街にある3階建ての集合住宅の女の子の自宅に向かうと、寝室から父親(38)と母親(当時34)が腹部などから血を流した状態で死亡しているのが見つかりました。父親の近くには刃体約17センチの文化包丁が落ちていて、寝室は血痕だらけだったということです。
■母親と女児刺して自殺か 母親には「防御創」父親には「ためらい傷」
この部屋に住んでいたのはアルバイトの父親と介護福祉士の母親、そして5歳になる女の子の3人で、司法解剖の結果、母親の死因は、腹部などを複数回刺されたことによる出血死で、手には抵抗した際にできる傷「防御創」がありました。一方、父親の死因は首を切ったことによる急性心停止で、腹部にはためらいながら包丁で傷つけたとみられる痕もあったということです。
また、母親は17日午後に、父親は19日午後に死亡したと推定されています。
女の子が近隣の店舗を訪れて保護されたのは20日の昼で、女の子は母親が殺害されたあと、父親と2日ほど2人きりで過ごした上、父親が死亡してから保護されるまでの約1日間は1人で部屋で生活していたとみられています。さらに、女の子は保護された際、服はケガをした時から着替えていたということです。
この一家について、警察はこれまで家庭内暴力などで取り扱った記録はなく、室内からは遺書なども見つかっていないということですが、女の子は警察に対し、「「パパがママのことを刺した。私も刺された。誰かが来ることもなかった」と話したということです。また関係者への聴取で、父親は精神的に不安定な状態で、母親もその状態に悩んでいたということです。
警察は20日、父親が包丁で妻を殺害して、女の子の背中を刺した上で自ら命を絶ったとして、容疑者死亡のまま殺人などの疑いで書類送検したということです。無理心中とみられています。










