【独自】“トクリュウ”大規模売春グループの“リーダー”逮捕 道頓堀『グリ下』少女に売春させた疑い 1人で109人の相手も

読売テレビニュース6/20(金)9:00

【独自】“トクリュウ”大規模売春グループの“リーダー”逮捕 道頓堀『グリ下』少女に売春させた疑い 1人で109人の相手も

移送される木村有亮容疑者(19日午後・大阪府警南署)

 大阪・ミナミの通称「グリ下」に出入りする少女に売春をさせたなどとして、大阪府警は20日、「匿名・流動型犯罪(トクリュウ)」の大規模売春グループの“リーダー”とみられる男を逮捕したと発表しました。警察は、売春グループが複数の少女を東北地方などに車で連れていき、アプリ上で募った客と売春させていたとみて、組織の実態解明を進める方針です。

■少女と喫茶店で面接し“売春契約” 報酬は売り上げの半分以下

大阪・ミナミの通称「グリ下」

 児童福祉法と売春防止法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市中央区に住む自営業の木村有亮容疑者(34)ら2人です。

 警察によりますと、木村容疑者らは去年6月、大阪・道頓堀のランドマークであるグリコの看板下(通称「グリ下」)に出入りしていた18歳未満の少女に、大阪府岸和田市のホテルで売春させるなどした疑いがもたれています。

 捜査関係者によりますと、木村容疑者らは、大阪市内の喫茶店で少女と面接して売春する契約を結んだうえで、売春の客1人あたりの対価が1万5000円、あわせて5人の客と売春させたとみられていて、客から受け取った計7万5000円のうち、半分以下の2万7000円を少女に渡していたということです。

■東北・北陸に『援デリ』“支配”された少女ら睡眠十分とれず現地で緊急避妊薬処方も

滝本絵斗被告(今年4月)

 木村容疑者は、70人規模のいわゆる「トクリュウ」の大規模売春グループのリーダーとみられ、少女らに売春させたなどとして、すでに逮捕・起訴された滝本絵斗被告(26)らの供述などから名前が浮上したということです。

 このグループでは、出会い系アプリで売春の客を募り、「金を稼げる」などと誘った少女ら約130人を東北地方や北陸地方に車で連れて行って売春させる、いわゆる「援デリ(援助交際デリバリーヘルス)」をしていたとみられています。

 滝本被告の裁判では、女子高校生に10日で少なくとも109人の売春をさせていたことが明らかになっています。さらに裁判記録によれば、少女らは滝本被告らに“支配”されて睡眠も十分にとれず、現地の産婦人科で緊急避妊薬の処方を余儀なくされたほか、途中で「辞めたい」と言っても売春を続けるよう指示されていたということです。

 警察は木村容疑者の認否を明らかにしていませんが、グループの実態解明を進めています。

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