マスクを身に着けている若いアジアの女性

マスクメイクで“おば見え”しやすい3大注意点とは?

2021/04/28

マスクをすると目と眉しか見えないから…と、気を抜いたメイクをしていませんか?そんな方は要注意!一歩間違えると、老け見えに繋がりかねません。そこでここでは、ベース・目・眉に注目し、それぞれ気をつけたいポイントを伝授!ヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さんに詳しくお聞きしました。

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...

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1、ベースメイクの注意点は…

マスク生活が続き、ファンデーションを省いている方も多いのでは?ファンデーションは省いても良いけど、何もベースメイクをしないのは、おば見えの要因になってしまいます。年齢はもちろん、乾燥する季節柄、お肌はより一層くすみがちです。トーンアップ下地などで肌を明るくしてあげましょう。

2、目の注意点は…

マスクをするとアイメイクしかやることがないから…と、いつもよりアイシャドウを濃く塗ったり、アイライナーを太く入れてみたり…と、ついつい過剰なメイクに走りがち。だけど、本当に力を入れるべき箇所はそこではありません!

くすみを取り、明るくする!

黄色の背景に彼女の低まぶたに触れる若い女性
VladimirFLoyd/gettyimages

まずは、目尻部分のくすみをコンシーラーできちんと取りましょう。また目頭の下部分に、粒子の細かいアイシャドウのハイライトカラーなどを入れてあげるとキレイです。ただし、粒子が粗いとちりめん皺が目立ってしまうので注意してね。さらに、目尻から頬骨の上にかけてのCゾーンにもハイライトを入れて、明るくしてあげましょう。

色味を感じさせるアイシャドウ&インラインを!

アイシャドウは、赤みのあるブラウンやオレンジブラウンなど、ブラウン+少し色味を感じさせるものを選んであげると良いですね。
またアイライナーは太く入れるのではなく、ブラウンなどを用いてしっかりとインラインを入れてあげてね。その方が目もくっきりしますよ。

マスカラはマスト!

アイシャドウやアイライナーを省いても、マスカラだけはマスト!まつ毛がしっかりと上がることでリフトアップにも繋がり、おば見えを防げますよ。

3、眉の注意点は…

おば見えを防ぐには、眉も重要です。パウダーをフンワリと乗せるだけだと、ボンヤリと見えてしまうので注意!以下のポイントを心がけてみて。

眉は少し太め&ラインは丁寧に!

明る過ぎない色で少し太めに、眉の輪郭、アウトラインを丁寧に描きましょう。とくに下のラインをきちんと描いてね。

眉尻は抜けるように描く!

眉尻がボヤッとしていると、締まりがなく見えてしまいます。最後に綿棒でなぞってあげることで、スッとキレイに抜けるような眉尻を目指しましょう。

眉頭はフンワリと存在感を出す!

メイクアップアーティストは、永久的なメイクの後にきれいな肌を持つ美しい若いブロンドの女性にブラシで眉毛をコーミング。メイクと美容コンセプト、眉毛形状モデリング。
dimid_86/gettyimages

眉頭が離れていると、のっぺりして見えます。かと言って、強く描き過ぎてもキツく見えてしまうので、アイブロウパウダーの明るめの色でフンワリと描いたら、スクリューブラシで梳かしてあげましょう。フンワリとした存在感を出すことが重要です。

あまりにも手を抜き過ぎたり、逆に間違った方向に力を入れ過ぎたりしないように、上記のポイントを意識してみてくださいね。

教えてくれたのは・・・

榊美奈子さん

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し、現在に至る。スチールを中心に女性誌、広告で幅広く活躍。不定期でメイクレッスンも開催。



取材・文/岸沙織

 
 

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