大分県内のGW観光客、昨年比5.2%増の38万人 29施設を集計

徳山徹
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 ゴールデンウィークに大分県内の主な観光施設29カ所を訪れた観光客について、佐藤樹一郎知事は7日の定例記者会見で、38万1354人だったと公表した。

 調査したのは4月27日~5月6日の10日間。地獄めぐり(別府市)や大分マリーンパレス水族館「うみたまご」(大分市)など屋外15、屋内14施設の記録を集計した。県によると、コロナ前の2019年のゴールデンウィークと比べると45・4%の減だったが、昨年と比べると5・2%増だった。

 この期間中に最も多かった観光施設は「地獄めぐり」の6万4783人(昨年比6・6%増)で2位は「うみたまご」の4万4396人(同3・1%増)、城島高原パーク(別府市)の3万3869人(同18・0%増)が続く。地域別の宿泊客数をみると別府地域が4万6538人、大分地域が1万5057人、由布院地域が2893人だった。

 佐藤知事は「かなり活気が戻ってきたとの印象だ。関係者の努力やおもてなしのおかげであり、感謝したい」と話した。(徳山徹)

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