水球・高野兄弟、全国大会で好成績 優勝広太君「人生一うれしい」 3位太一さん「より良い結果を」 八千代市長に快挙報告

兄弟そろって水球の全国大会に出場し、弟の高野広太君(中央)は優勝、兄の太一さん(右)は3位に入り、服部市長に好成績を報告=八千代市役所

 3月に千葉県内で開かれた水球の全国大会「第46回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会」で、優勝した八千代市立みどりが丘小学校6年の高野広太君(11)と、3位に入った兄で同市立高津中学校3年の高野太一さん(14)が同市役所を訪れ、服部友則市長に結果を報告した。広太君は「人生で一番うれしかった」と喜び、太一さんは「次の大会は3位より良い結果を残したい」と次を見据えた。

 2人は市内などで活動する千葉水球クラブに所属。3月に習志野市の県国際総合水泳場で行われた全国大会で、広太君は12歳以下男女の部、太一さんは15歳以下男子の部にそれぞれ出場し、好成績を残した。

 2人はともに幼稚園で競泳を始め、福岡市から引っ越してきたのを機に2020年秋、水球に転向した。広太君は「ボールを使うのが好き」、太一さんも「ボールをつなげて点になる達成感がある」と競技に魅了された。

 今後の目標について、広太君は「キャプテンだから皆を引っ張って大活躍したい。将来はオリンピックの選手になってエースになる」と掲げた。太一さんは水球部のある高校に進学予定で「インターハイ優勝を目指して頑張りたい」と決意した。

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