<ぐるっと北勢〜駿遠> サビキの季節 碧南
2024年4月19日 05時05分
春本番を迎え、これからおかっぱりではサビキターゲットがファミリーの遊び相手となる。碧南海釣り広場(愛知県碧南市)からはサッパやイワシ、豊浜桟橋(同県南知多町)からはアジの便りが届いている。 (海老原秀夫)
▼碧南海釣り広場
パワー&大浜屋(愛知県西尾市寺津)の常連で同県豊田市の東川内雄飛さん、加奈子さん夫妻は6日朝、碧南海釣り広場へ。前日夜、同店の店主に電話してイチ押しを聞いたところ「碧南のサッパ」との答えが返ってきたからだ。
これがズバリ的中。午前5時~8時半まで一番奥の水路外向きでママカリサビキ5号を揺らした結果、11センチ前後のサッパ70匹超のほか、8センチ前後のカタクチイワシ25匹超が躍ったのだ。アミエビのまき餌はせず、オモリは5号だった。
同日午後は同店常連で西尾市の鈴木健太郎さんも同広場へ。東川内さんと同じ場所に入り、3時半からの2時間でサッパ50匹に27センチのカタボシイワシ1匹をキープしていた。ママカリサビキは6号を使っていた。
「サッパは全般的に出ており、皆さんに喜んでもらえて何より。水路内向きでは時折クロダイも上がっています。サッパとカタクチが回っているということは、マダカが釣れる条件がそろっているともいえます」。店主の声が弾んでいた。
豊浜桟橋では8日、イシグロ鳴海店(名古屋市緑区鳴海町)の木藤崇史さんがアジ調査を実施した。午前3時から釣り始めるも魚の反応はなく、ようやく5時から時合いが到来。だが、それも30分と短いもので釣果は17センチ前後のアジ3匹にとどまったという。「いつ回遊してくるか分からないので、餌の付けられるトリック仕掛けがよさそうです。私はトリックを忘れたので、ママカリサビキにサシアミで釣りました」と木藤さん。
▼名古屋港
名古屋港にコノシロの季節がやって来た。フィッシング遊・名古屋南店(名古屋市南区戸部下)の常連で同市中川区の藤田宗孝さんが6日、調査に出かけてくれた。少し沖を回遊しているため、午前7時からサビキのチョイ投げをスタート。大きい群れに当たるとバタバタ釣れるというのを繰り返し、11時までに20~29センチのコノシロを95匹たたき出していた。
これには藤田さんも満足そう。「開始3時間でクーラー満タンとなって本来なら強制終了なのですが、釣れ盛って周りもやめようとしないため、ついつい継続してクーラー満タン+10リットル袋半分で終了。帰宅後の下処理が大変でした。酢漬けにするには小さめの20センチ級がおいしいのですが、大きめは塩焼きに。この時期は卵を持っているので、その卵を煮付けや塩焼きにしてもいけます」
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