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【大相撲】元関脇豊ノ島の井筒親方が日本相撲協会に退職届 年寄名跡取得の見込み立たず決断

2023年1月4日 16時27分

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昨年5月の断髪式で時津風親方(右)にはさみを入れてもらう元豊ノ島の井筒親方

昨年5月の断髪式で時津風親方(右)にはさみを入れてもらう元豊ノ島の井筒親方

 元関脇豊ノ島の井筒親方が4日、日本相撲協会に退職届を提出した。今後も親方として協会に残る希望もあったが、ほかの年寄名跡を襲名・継承する見込みが立たなかったため決断した。
 井筒親方は当時の新弟子検査の体格規定(身長173センチ、体重75キロ)に満たない場合の第2検査(身長167センチ、体重67キロ)を受検して合格。その後は第2検査出身初の関取、三役昇進を成し遂げ、体の小さな子供たちに希望を与えた。
 2010年九州場所では、14勝1敗で白鵬との優勝決定戦に進出。2016年名古屋場所前にアキレス腱(けん)を断裂する大けがを負い幕下まで転落したが、16場所ぶりの幕内復帰を果たすなど、36歳まで現役を続けた。
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