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ダイユウサクで大波乱の熊沢重文元騎手が『有馬記念』を大予想「枠順は大きな決め手」選び抜かれた5頭は…『中山大障害』も予想

2023年12月23日 12時04分

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 予想でも“二刀流”に挑戦―。平地、障害の両方のレースに騎乗する“二刀流”の騎手として、1991年のダイユウサクでの有馬記念、2012年にマーベラスカイザーでの中山大障害など、唯一、平地、障害の両方のG1レースを制し、11月に引退した元騎手の熊沢重文さん(55)が本紙で初めて予想に臨みます。もちろん予想するのは「第68回有馬記念」(G1・24日・中山・芝2500メートル)と「第146回中山大障害」(JG1・中山・23日・芝4100メートル)の2レース。有馬記念はシャフリヤール、中山大障害はマイネルグロンを本命に。両方のレースが分かる熊沢さんならではの分析をしてもらった。

熊沢重文さん


【有馬記念】
 読者のみなさん初めまして。熊沢重文です。初めて予想する立場で迎える有馬記念。追い切り動画を見たり、近走を再検討したり。考えれば考えるほど、悩むものなのですね。特に今年は目移りする好メンバーになりました。21日のJRA理事長特別表彰の直前にあった枠順抽選にしっかり注目。枠順は大きな決め手です。
 ◎は1枠2番のシャフリヤール。何より中山芝2500メートルのコースは内枠有利。外枠に入ったら、馬を内にどう入れるかをまず考えます。内枠なら外の動きを受けて、引くか出すかの2択に集中。気持ちに余裕ができます。香港で出走せず帰国しましたが、それで中山競馬場で追い切ることができたのがすごいこと。香港で使える状態まで仕上げています。キープで臨めばチャンスです。
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