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井上尚弥「今やったら勝てない」に弟・拓真は「ワンチャンあるかも」”兄弟げんか”話で盛り上げ【ボクシング】

2022年7月21日 16時20分

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地元・座間市でイベントに出席し座間市の佐藤市長(左)から花束を受け取る井上尚弥(中)、拓真

地元・座間市でイベントに出席し座間市の佐藤市長(左)から花束を受け取る井上尚弥(中)、拓真

 ボクシング世界3団体統一バンタム級王者の井上尚弥(29)=大橋=と、元WBC同級暫定王者で現WBOアジアパシフィック・日本スーパーバンタム級王者の弟・拓真(26)=大橋=が21日、地元の神奈川県座間市で行われた「ざま井上兄弟タウンミーツ」に登壇。今もこの地で暮らす2人にとっては6年ぶりの地元イベントで兄弟げんかの話で盛り上げた。
 この日は応募者多数の中、抽選で当選した約200人と交流。質疑応答では「いま兄弟げんかしたらどちらが強いですか?」との質問が寄せられ、尚弥は「子供のころはよくケンカしたけど、取っ組み合いまででなぜか手は上げなかった。ボクシングをやっていたので、拳はやばいという気持ちがどこかにあったのかも。今やったら…勝てないんじゃないですか。(現在は1階級上で)ゴツいですもん」と笑って回答。拓真も「ボクシングでは勝てないけどケンカならワンチャンあるかも」と答えて会場を沸かせた。
 「ジムのある横浜市や東京に住まないの? とよく聞かれる。けど、横浜で練習したり都内での祝勝会に出たりしてから座間に帰る、というのは自分の中で大事なこと。生まれ育った座間に帰って、初心に返るじゃないけど気持ちをリセットして、また朝からロードワークする、というのをすごく大事にしています」と尚弥。
 次の目標は、年内に予定されている世界4団体統一戦。イベントに出席した座間市の佐藤市長は「新型コロナウイルスに配慮し、所属事務所とも調整しなければならないが、できるだけ多くの市民の方と喜びを分かち合いたい」と話し、祝勝パレード開催にも前向きな姿勢を示した。

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