集う場、ココロの充足に舵を切る、進化したイオンモール豊川のSCづくりを 徹底解説!

取材・文:西岡 克(フリーランスライター)
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イオンモール豊川

イオンモール豊川

〒442-8550 愛知県豊川市白鳥町兎足1-16
電話:0533-80-3100
名古屋鉄道・豊川線「八幡駅」から徒歩3分

見どころ
▶大屋根を架けたオープンエアのガーデンスペース
▶地元の商品を紹介・販売する専門店群
▶東海では4年半ぶりの衣食住のフルラインGMS

 イオンモール(千葉県/岩村康次社長)は4月4日、愛知県豊川市に広域型ショッピングセンター(SC)「イオンモール豊川」を開業した。県東部の東三河地区では初めての大型商業施設になる。

 同SCは名古屋鉄道・豊川線の八幡駅から徒歩3分の場所に位置し、国道1号線から東に約600mと幹線道路からのアクセスもよい。基本商圏は約10㎞圏で、約17万世帯/約43万人が居住。豊川市を中心に週末は豊橋市、新城市など東三河全域から集客し、年間900万人の来館を見込む。

 特徴は、施設の2階正面に大屋根で覆われたオープンエアの芝生エリアやテラス席のある「セントラルパーク」を設置したことだ。悪天候でも住民が集い、食事ができ、くつろげる快適な環境となっており、約400インチの大型LEDビジョンを背にしたステージで各種イベントも開く。また、1階にも子供が遊べる小公園「グランドパーク」を設けている。

 同SCにはGMS(総合スーパー)の「イオンスタイル」を核に専門店約190店が入居し、中でも食関連が53店と全体の3割近くを占める。「イオンスタイル」に隣接して1階には、21店からなる食物販ゾーン「豊かなマルシェ」を編成。その一角では

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