【光る君へ】「伊周」三浦翔平&「隆家」竜星涼の乱行にネット沸騰「暴走兄弟、やっちまったな~!」

スポーツ報知
藤原伊周を演じる三浦翔平

 女優・吉高由里子主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜・後8時)の第19話「放たれた矢」が12日、放送された。

 今回、道長(柄本佑)が右大臣に任命され公卿の頂点に。これを境に先を越された伊周(三浦翔平)との軋れきが高まっていく。

 一方、まひろ(吉高由里子)は、ききょう(ファーストサマーウイカ)のはからいで内裏の登華殿を訪ねることに。定子(高畑充希)との初対面に緊張する中、一条天皇(塩野瑛久)も現れ…。

 ある夜、隆家(竜星涼)は、女に裏切られたと落ち込む伊周を強引に女の家へ連れていく。これが大事件へと発展することに…というストーリーだった。

 (以下、ネタバレがあります。ご注意下さい)

 今回、道長との出世争いに敗れた伊周が序盤から大荒れ。民への税免除の論争で道長に論破されると、皆の眼前で道長につかみかかろうとするが、かわされ這いつくばる始末。公卿たちに「無様よの」とあざ笑われる一幕にネット上にも「伊周、そういうところがダメなんだよ」、「みっともないなあ」と、あざけりの声が。

 中盤には帝にまで「早く皇子を!」と直訴。「伊周はそれしか言わぬ。下がれ!」と一喝され、視聴者からも「もう、マタハラやめ~!」、「伊周、思った以上にバカだな」とあきれた声まで上がった。

 そして最終盤には、女の家に別の男が通っていると嘆いた伊周が「関白になれなかった上、女まで俺を軽んじるのか?」と涙を流して泥酔したあげく、隆家と女の家へ“突入”。出て来た男に隆家が矢を射かけたところ、眼前に放たれた矢に尻餅をついたのは、出家させられた花山院(本郷奏多)だった。

 史実では「長徳の変」と呼ばれる乱行が描かれた今回、伊周、隆家兄弟のあまりに愚かな行動にネット上には「酒の勢いでやったら、いけないヤツ」、「暴走兄弟、やっちまったな~!」、「やんちゃ過ぎるよ、この兄弟」などの声が殺到。

 第10話で失脚した花山院久しぶりの登場にも「奏多、久しぶりの登場で間男かよ」、「あらら、花山院様、久々出番で尻餅…」などの声が上がった今回、放送中にはX(旧ツイッター)のトレンドワードで「#光る君へ」が1位に急浮上した。

 大河ドラマ63作目となる同作。吉高は2014年に連続テレビ小説「花子とアン」のヒロインを演じており、朝ドラと大河の両作品の主演は4人目になる。

 脚本は2006年の大河ドラマ「功名が辻」やドラマ「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」「星降る夜に」などを手掛けた大石静氏が担当。大河の中でも数少ない平安時代を舞台に、世界最古の女流作家とも呼ばれる紫式部/まひろ(吉高)の生涯を描く。音楽は冬野ユミ氏、語りはNHKの伊東敏恵アナウンサーが務める。

芸能

×