玉川徹氏、米連邦検察の水原一平容疑者「司法取引」成立発表に見解…「米国と日本の司法制度違うなと思いました」

スポーツ報知
水原一平容疑者

 テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は9日、ドジャース・大谷翔平投手(29)の元通訳・水原一平容疑者(39)が、銀行詐欺などの容疑を認め有罪答弁の司法取引が成立したと、米連邦検察が8日(日本時間9日)に発表したことを報じた。

 水原容疑者は、違法スポーツ賭博のために大谷の口座から約1700万ドル(約26億4000万円)を不正に送金したことを認めた。虚偽の納税申告書を作成し約410万ドル(約6億3700万円)の所得を申告していなかった罪も認めた。

 水原容疑者の手口の一部も明らかになった。2023年9月には、歯の治療で6万ドル(約930万円)が必要になって、大谷から小切手で支援を受けたが、その小切手を水原容疑者が自らの口座に入金し、実際の支払いは大谷のデビットカードを使った。さらに大谷の口座から購入した約32万5000ドル(約5000万円)分の野球カードも、後に転売してもうけを手にしようと画策していた。

 9日(日本時間10日)に予定されていた罪状認否は14日(同15日)に延期されている。

 コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、連邦検察の発表に「やっぱり米国と日本の司法制度違うなと思います。検察が罪を認めたなんて日本では発表しませんから」と指摘していた。

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