吉田正尚が6戦ぶりスタメン復帰で今季初の1試合3安打 チームも2ケタ得点で大量リード

スポーツ報知
今季初の1試合3安打を放ったレッドソックス・吉田正尚外野手(AP)

◆米大リーグ レッドソックス―カブス(27日・米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックス・吉田正尚外野手(30)が27日(日本時間28日)、本拠地・カブス戦に「6番・指名打者」でスタメン出場し、今季初の1試合3安打を放った。

 20日(同21日)の敵地・パイレーツ戦以来6試合ぶりのスタメン復帰となった吉田。2回先頭の1打席目には、フェンウェイパーク名物の左翼フェンス「グリーンモンスター」に直撃する安打を放ち、うっぷんを晴らすと、4回先頭の2打席目も右前安打を放った。5回無死一、二塁の3打席目は2番手左腕・リトルの前に三ゴロ。7回先頭の4打席目は、二塁手強襲のあたりで出塁し、一度は失策とされたが、記録訂正で右安となった。今季初の1試合3安打。20日(同21日)にも3安打をマークしたが、記録訂正で安打が失策となり、2安打になった。チームも7回終了時点で11―0と大量リードを奪った。

 メジャー2年目の吉田は、開幕から指名打者のレギュラーとして試合に出てきたが、試合開始前の時点で22試合の出場で73打数17安打の打率2割3分3厘で2本塁打、10打点。20日(同21日)の敵地・パイレーツ戦では右中間へ2号2ランを放つなど4打数2安打だったが、三塁手のディバースが左膝痛で守備に就くのが難しいチーム事情などもあって、翌21日(同22日)の敵地・パイレーツ戦からは5試合連続でスタメンを外れた。5試合連続ベンチスタートはメジャー2年目で自己最長。スタメンを外れた5試合では、2度代打出場したが、安打は出ていなかった。

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