【広島】新井貴浩監督「選手にはいい休養」延長12回スコアレスドロー翌日の雨天中止

スポーツ報知
広島・新井貴浩監督

◆JERAセ・リーグ 広島―阪神=雨天中止=(29日・マツダスタジアム)

 広島が今季初めて本拠に迎え撃つ阪神3連戦の初戦は、雨天中止となった。前日の中日戦(バンテリンD)では延長12回スコアレスドローだった。新井貴浩監督は「選手にはいい休養、そして、いい調整の時間にしてもらいたい」と、プラスに受け止めた。

 阪神には昨季9勝15敗1分けと大きく負け越し、CS最終ステージは3連敗と苦しめられた。だが、今季初対戦となった9~11日の敵地3連戦は2勝1敗で勝ち越しに成功。相手は直近2週間は8勝1敗2分けと好調だが、チームも同期間は5勝1敗3分けだ。

 「タイガースは前回に甲子園で対戦したときより、全然状態が良くなっていると思う。元々、いいピッチャー陣がいる。あのとき(甲子園)のタイガースとは、また違うと思うけど、うちも違う」

 仕切り直しの30日は、当初の予定通りにリーグ1位の防御率0・93と安定感抜群の床田が先発する。一方、相手は9日の対戦で7回2安打無失点に抑え込まれた村上。現在、勝率5割で首位・阪神に2・5ゲーム差の4位。ゴールデンウィークの本拠戦で虎を退治し、流れに乗っていく。

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