【オークス】桜花賞13着から逆襲へ木村師「強いチェルヴィニアをお見せできるようにしたい」

スポーツ報知
素軽さが増したチェルヴィニア(中)

◆オークス追い切り(15日・美浦トレセン)

 第85回オークス(19日、東京)の追い切りが15日、東西トレセンで行われた。

 桜花賞13着から一変を狙うチェルヴィニアは、美浦・Wコースで僚馬2頭の真ん中に挟まれる形の3頭併せ。外のガルサブランカを2馬身追いかけ、内のヒップホップソウルに1馬身半先行した。集中力十分の走りで直線は手綱が動かないままストライドを大きく伸ばし、6ハロン84秒4―11秒6。先週にしっかり負荷をかけられたことで、一段と素軽さが増した印象だ。

 木村調教師は「手応えは感じており、今週もアグレッシブにしっかり実戦を意識した追い切りができた」と胸を張った。

 舞台は2走前のアルテミスSで桜花賞3着のライトバックなどに完勝した左回りに替わる。「ポジティブな要素しかない。広いコースもプラスに働くと思っている」とトレーナー。ルメールに手綱が戻り「なんとか強いチェルヴィニアをお見せできるようにしたい」と巻き返しに意欲を見せた。(石行 佑介)

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