【阪神】今季初先発・門別啓人、3回6失点に「課題が全部出た」2軍再調整も決定/一問一答

スポーツ報知
今季初先発も3回6失点に終わった門別(カメラ・相川 和寛)

◆JERAセ・リーグ 巨人8―5阪神(3日・東京ドーム)

 阪神・門別啓人投手が今季初先発でプロ初勝利を逃した。

 初回2死一、二塁から4連続適時打を浴びて4失点。2回には2死二塁から岡本和に左翼へ2ランを許し、3回6安打6失点で降板した。

 今季は救援として3試合で計4回無失点。念願の先発マウンドだったが、巨人打線にプロの洗礼を浴びた。岡田監督は「そろえすぎよな、低め狙い打ちやもん。丁寧に丁寧にいきすぎ、もっと大胆にいかな。もったいないなあ。ええ経験になったやろ。最初からそのつもりやったけど、(次は)1回下で投げさすよ」と2軍再調整が決まった。以下は門別の試合後の一問一答。

―登板を振り返って

 「ファウルを取れるのはいいんですけど。最後に決めるところが、甘く入っちゃった。そこの精度だったり、変化球も落ちきらなかったりとか、キレも全然なかったり。そういうところは全然まだまだやらないといけない。課題が今日全部出たかなと思うので。また一から、しっかり頑張っていこうかなと思います」

―調子自体はそこまでだったのか

 「そうですね。球自体は良かったかなと思うんですけど。決めるところのコントロールが全部、真ん中に行ってしまったので。そういうところをもっともっとやっていかないといけないです」

―2回からはツーシームが増えた

 「そうですね。真っすぐがどうしてもいいところに投げれないというのがあって。それでツーシームで打たせていこうかなという考えでした」

―毎回、梅野や安藤コーチと話していた

 「やっぱり、どうしても真ん中に入っちゃうっていうのがあったんで。もっとコースでというふうに考えると。『真っすぐで押すよりも、変化球でしっかり打たせて取った方がいいんじゃないかな』って言われましたし。そう思ったのでやりました」

―真っすぐで空振りが取りたかった

 「ファウルはすごい取れてて良かったんですけど。でも、しっかりコースに決め球は行かないと意味ないので。そこに投げる自信はあったんですけど、今日はどうしても力が入ってしまって、真ん中にというのが多かった。多分、シュート回転もして中に入っていく球というのがあったんで。そういうところはまだ全然だなと思って。久々にこんな打ち込まれたので。また頑張らないといけないなという感じです」

―緊張は

 「緊張はなかったんですけど、やっぱり追い込んだ時の力みがあったかなという感じでした」

―初回は低めのボール球などを捉えられた

 「そうですね。すごい低めをしっかり当ててくるというイメージがあったので。次の回からはしっかり高めを使っていくようにやってたんですけど。そこも球威がまだまだ足りなかったりだとか。コースにしっかり投げ切れてないので。岡本さんのあれ(2回の2ラン)も真ん中の高めだったので。もう全部中に入ってっちゃうような感じの球が今日はすごく多かったので。それが原因かなと思います」

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