前田健太がタイガース移籍後初勝利 6回4安打1失点…メジャー66勝目、日米通算163勝目

スポーツ報知
今季初勝利を挙げた前田健太(AP)

◆米大リーグ タイガース4―1カージナルス(1日・米ミシガン州デトロイト=コメリカパーク)

 タイガースの前田健太投手が1日(日本時間2日)、本拠のカージナルス戦に先発。6回を4安打1失点で今季初勝利、そしてタイガース移籍初勝利を挙げた。79球投げ5奪三振で四球は0。防御率は5・02。メジャー66勝目、日米通算163勝目となった。

 4月29日に予定されたカージナルス戦が降雨中止となって登板が2日延びた前田。序盤から右打者には直球を中心に、左打者にはスライダー、スプリットを駆使した。4回にコントレラスに中越えソロを浴びたが、5回無死一塁はゴーマンを一塁ライナーで併殺。6回も無死一塁となったが、前の打席で本塁打を許したコントレラスに9球粘られながら最後は直球で空振り三振。二盗を狙った一塁走者を捕手ケリーが好送球しゲッツーに仕留めた。

 テレビ中継では今季のスプリットの落差ランキングが紹介され、前田の102・6センチの落差はカブスのネリスに次いでメジャー2位という数字が表記された。

 今季の前田は4月6日アスレチックス戦に黒星がついているものの、13日ツインズ戦、23日レイズ戦はともに勝利投手の権利を得ながら、ともにブルペン陣が追いつかれてフイにしたが、この日はベスト、ウェンツ、ランゲらが力投。失点を許さず前田の初勝利をバックアップした。

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