レバンガ北海道が5連敗…桜井良太の現役ラストマッチ 4日・A東京戦で必勝期す

スポーツ報知
12得点と奮闘した北海道・中野(右、レバンガ北海道提供)

◇B1リーグ第36節 A東京78ー66レバンガ北海道(3日・北海きたえーる)

 東地区7位のレバンガ北海道はホームで同2位のA東京に66―78で敗れ、5連敗を喫した。今季限りで現役を引退するSG桜井良太(41)は第1クオーター(Q)途中から出場し、古巣を相手に気迫あふれる守備で食い下がるなど見せ場をつくった。現役最後の試合となる4日のA東京戦(北海きたえーる)で必勝を期す。

 時を惜しむように懸命に体を張った。桜井は第1Q残り5分を切ってコートに登場。相手のA東京の前身は自身がプロ入り直後の2季在籍したトヨタ自動車。今季2戦2敗の古巣を相手に粘りの守備で対抗し、前半を5点リードで折り返した。だが第3Qにターンオーバーを再三許し、大量失点。第4Qの追い上げも実らず、逆転で敗れた。

 出場時間は8分54秒で、今年1月20日の千葉戦以来の8分台。地力の差を見せつけられた結果に「久々にプレータイムが長かった中で、あまり良いところがなかった。守備でもう少し貢献できることがあったのでは、と悔しい思いの方が大きい」と唇をかんだ。

 ついにラストマッチを迎える。「不思議なくらい、まだいつもと変わらない感覚です」と力みはないものの、「いい形でみんなで笑顔で終われたらいいなと思う」と必勝宣言。「北の鉄人」は最後の最後まで走り抜ける。

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