【巨人】山崎伊織が7回1失点で無傷4勝目 岸田行倫1号先制2ラン 坂本勇人が神様超え通算2352安打

スポーツ報知
先発・山崎伊織(カメラ・岩田 大補)

◆JERA セ・リーグ 巨人2―1DeNA(14日・富山)

 巨人・山崎伊織投手が7回まで投げ5安打1失点の好投で4勝目を挙げた。岸田行倫捕手が決勝となる1号先制2ラン。DeNAの反撃を1点に抑えて逃げ切り、連敗を阻止した。

 1回2死から宮崎敏郎内野手に左翼線二塁打、牧秀悟内野手の中堅前への打球を、1軍に昇格して即スタメン出場のオコエ瑠偉外野手が前へ飛び込むようにキャッチし、山崎伊をもり立てた。

 2回も、DeNAに復帰後初対戦となった筒香嘉智外野手を先頭で四球で歩かせ、佐野恵太外野手の中前打で無死一、二塁。2死となってからケイ投手に四球を与え2死満塁とピンチを広げたが、蝦名達夫外野手の左中間への打球を左翼・長野久義外野手が滑り込んで好捕し、ここも無失点で切り抜けた。

 打線は2回に先取点。先頭の坂本勇人内野手が打撃の神様・川上哲治氏の記録を抜く、歴代13位の通算2352安打となる右前打で出塁。1死となったが、7番でスタメンマスクをかぶる岸田が、左翼席に1号2ランを放ち、2点を先取した。

 2点をもらった山崎伊は3、4回を3者凡退。5回は先頭・森敬斗内野手に左前打、送りバントで1死二塁とされ、蝦名の左前打で1点を返された。なおも1死一塁だったが、関根大気外野手の強い打球を自ら好捕して一塁へ送り併殺で切り抜けた。

 7回は先頭の佐野に中前打、送りバントと二ゴロでの2死三塁で代打・大和内野手を迎えたが三ゴロに打ち取った。

 追加点がほしい巨人は7回、門脇誠内野手が先頭で四球を選び出塁。山崎伊の代打・佐々木俊輔外野手の送りバントと丸佳浩外野手の四球で1死一、二塁としたが、オコエが二ゴロ併殺打に打ち取られ、追加点はならなかった。

 8回からは2番手で船迫大雅投手が登板し、1イニングを無失点。9回はバルドナード投手が締めて1点のリードを守り切った。

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