松井秀喜氏、巨人・岡本和真にハッパ「離脱せず全試合で4番を打つ。それが一番大切」

スポーツ報知
巨人・岡本和真

 巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(49)=ヤンキースGM付特別アドバイザー=が13日、スポーツ報知の独占インタビューに応じ、主砲の岡本和真、5番を担う坂本勇人に言及した。

 「2人とも打線の軸ですから、ある程度、しっかりと年間を通じてプレーしてもらわないと、チームの機能が全く変わってしまいます」とハッパをかけた上で、岡本和には「離脱せず、全試合で4番を打つ。それが一番大切。もし彼が(故障で)いなくなったら点はなかなか取れないですし。4番がとにかくけがなく、自分の状態を常に良くしておくことが周りにも安心感を与えるのではないでしょうか」と4番を全うすることを願った。

 35歳の坂本には「年齢を重ねると、体力の衰えというのは避けては通れない。これから年齢との闘いも出てくるかもしれませんが、それを少しでも遅らせてもらえれば」と期待した。

 投手陣に関しては「戸郷投手、菅野投手はけがさえなければある程度、計算できるでしょうから、山崎、赤星両投手に頑張ってほしいですね。その2人が安定するか、しないかで全然違うと思います」と山崎伊、赤星をキーマンに指名。3日の阪神戦でも言葉を交わした阿部監督には「(采配は)落ち着いているように感じますし、彼が思うようにやっているのではないでしょうか。とにかく、自分の思うようにチームを動かしてほしい。それだけです」と変わらぬ信頼を口にした。

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