今季初大阪ダービーG大阪に軍配 FW宇佐美貴史のバースデー弾で10試合ぶり勝利 C大阪6連勝ならず

スポーツ報知
前半、G大阪・宇佐美貴史(左)が先制のゴールを決め、チームメートから祝福される (カメラ・馬場 秀則)

◆明治安田J1リーグ▽第12節 G大阪1―0C大阪(6日・パナソニックスタジアム吹田)

 観衆3万4485人の見守る前で行われたG大阪とC大阪の「大阪ダービー」は、FW宇佐美貴史の先制ゴールを守り切り、G大阪が2019年以来、10試合ぶりに勝利した。C大阪のダービー連勝は5でストップ。これで公式戦はG大阪が通算29勝12分け22敗となった。

 前半28分、C大阪のパスミスに反応した宇佐美がボールを拾うと、ペナルティーエリア手前から右足を振り抜き、先制ゴールを決めた。大阪ダービーでのゴールはダービー戦初出場だった18歳の2010年9月18日(パナスタ)以来、14年ぶり2度目。この日、32歳の誕生日を迎えた主将が9試合ぶりに得点を挙げた。

 1点を追う前半36分、C大阪で日本代表のDF毎熊晟矢が負傷。右太ももを気にするしぐさを見せ、DF奥田勇斗と交代した。前半43分、奥田が右サイドからクロスをあげ、DF船木翔がゴールを狙うものの、ゴール左に外れた。

 G大阪1点リードで迎えた後半。C大阪は12分に3選手を入れ替え、アンカーだったMF田中駿汰をセンターバックへ。船木が左サイドへ入り、MF上門知樹がアンカーへ。中盤に入ったFWビトールブエノは、武器のミドルシュートを放ったが、ゴール右へ外れた。FWレオセアラの連続ゴール記録は6試合でストップ。森島寛晃社長のクラブ記録には届かず、チームは4試合勝ちなしとなった。

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