絶好調の大谷翔平、今季初の３戦連発なるか　マーリンズ戦に「２番・ＤＨ」で先発出場

◆米大リーグ　ドジャース―マーリンズ（６日・米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（２９）が６日（日本時間７日・午前１１時１０分開始予定）、本拠地マーリンズ戦に「２番・ＤＨ」で先発出場する。通算８度目の週間ＭＶＰを受賞した勢いで今季初の３戦連発を狙う。

　５日（同６日）の本拠地ブレーブス戦では４打数４安打３打点の大爆発を見せた。まずは初回無死一塁で９号先制２ラン。３回２死では左前打、６回先頭では中前打をマークし、２戦連続の猛打賞とすると、８回先頭で移籍後初の１試合２発となる１０号ソロ。バックスクリーン左へ飛距離４６４フィート（約１４１・４メートル）の当たりを放り込んだ。今季最長、自己３番目（逆方向では最長）、ドジャースタジアム歴代３位の特大弾で４年連続２ケタ本塁打を達成した。２年連続の本塁打王に向け、両リーグトップタイに浮上した。

　打率３割６分４厘も全米トップ。本塁打、安打、二塁打、塁打、長打数、長打率、ＯＰＳ、ＩＳＯ（長打率から単打を除いて算出、長打力を示す）で驚異のＭＬＢ「９」冠となった。本人も「振るべきボールを振れているというのがいいところかなと。あの（中堅から逆）方向に距離が出るのは状態がいい証拠かなと思います」と状態の良さを実感しており、まだまだ記録は伸びそうだ。

　４月２９日から５月５日までの１週間は休養で１試合欠場しながら、５試合で２１打数１１安打の打率５割２分４厘、３本塁打、７打点と打ちまくった。この日からはカードが変わり、本拠地でマーリンズ３連戦。「今日良かったからといって明日いいかも分からないですし、明日は明日で。いつも通り調整をしたいと思ってます」と話していた背番号１７が再びドジャースタジアムを熱狂の渦にいざなう。