ダルビッシュ日米198勝目指し先発 5回3安打無失点 打線も6回にプロファーの適時打で2点先制

スポーツ報知
好投を続けるダルビッシュ(ロイター)

◆米大リーグ カブス―パドレス(6日・米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 パドレスのダルビッシュ有投手が6日(日本時間7日)、敵地でのカブス戦で今季7度目の先発登板。首の張りによるIL(負傷者リスト)から4月30日に復帰。レッズ戦で5回無失点で今季初勝利を挙げ、この日は中5日のマウンドとなった。

 かつてカブスに在籍しており、ダルビッシュにとって経験豊かなリグレーフィールドのマウンド。5回まで3安打1四球を許すも要所を締めて無失点。特に3番でスイッチヒッターの好打者ハップを1回1死三塁で外角へ94・5マイル(約152キロ)の直球で空振り三振。3回も2死二塁での対戦、今度は内角へ94・7マイル(約152キロ)で見逃し三振に仕留めた。

 テレビ中継ではダルビッシュの球種を8種類としてテロップで流した。他の選手には多彩な変化球を駆使して抑え込んでいる。

 一方、開幕戦で左太ももを痛めて負傷者リスト入りしていたカブスの昨季15勝左腕スティールも5回2死まで無失点。カブスの先発陣は最近4試合23イニングで1点も取られていない。だが2番手ラブレディーから6回にパドレスが2連打とダブルスチールの無死二、三塁で絶好調のプロファーが中前安打して2点を先行。ダルビッシュの日米通算198勝に向けて援護した。

野球

×