【広島】末包昇大、Gキラー発動!初回に今季1号の逆転3ラン 昨季は11本中6本が巨人戦

スポーツ報知
1回2死一、二塁、左中間に3ラン本塁打放った末包昇大。捕手・小林誠司(カメラ・頓所美代子)

◆JERAセ・リーグ 広島―巨人(19日・マツダスタジアム)

 広島の末包昇大外野手が、強烈な一発を放った。いきなり3点を先取された直後の初回、小園の左前適時打で1点を返し、なおも2死一、二塁で今季1号の逆転3ラン。立ち上がりの劣勢をひと振りでひっくり返した。

 「打ったのはスライダー。しっかりと捉えることができました。小園が良いかたちでつないでくれた。取られた後のイニングで、すぐに逆転することができて良かったです」

 昨季は巨人戦で無類の勝負強さを発揮。対戦打率3割4分4厘で、本塁打はシーズン11発の半数を超える6発を浴びせていた。

 3年目の今季は1月下旬の自主トレ中に古傷でもあった左膝の内側半月板損傷で離脱し、3月26日の2軍戦に実戦復帰。今月7日のウエスタン・リーグ阪神戦(由宇)で今季初本塁打を放ち、8日の阪神戦(甲子園)で1軍合流。この日の試合前まで本塁打こそなかったが、7試合で打率3割4厘の好成績を残していた。

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