唐十郎さん告別式執り行われる、出棺前には涙の「唐コール」も…マルシア、北村有起哉ら参列

スポーツ報知
唐十郎さんの遺影を抱き出棺を見送る(左から)大鶴美仁音、大鶴義丹、大鶴弥安

 急性硬膜下血腫のため、4日に亡くなった劇作家・唐十郎(本名・大靏義英=おおつる・よしひで)さん(享年84)の葬儀・告別式が14日、東京・杉並区の堀ノ内斎場で執り行われた。喪主は妻・大靏美和子さんが務めた。

 告別式には親族のほか、唐十郎さんの長男・大鶴義丹の元妻でタレントのマルシア、俳優・北村有起哉、タレント・せんだみつおら故人を慕った約100人が参列した。

 正午すぎの出棺時には義丹と、長女で女優の大鶴美仁音(みにおん)が遺影を持ち、参列者の前に。故人が主宰した劇団「唐組」の名物「紅テント」をほうふつとさせる赤色の棺を取り囲むようにして、参列者は別れを惜しんだ。

 霊きゅう車の出発前には「唐~!」「唐十郎~!」と涙ながらに叫ぶ人や、「ありがとう~!」と声を張り上げて、感謝を伝える人の姿もあった。

 13日には同所で通夜が執り行われ、俳優・石橋蓮司や麿赤兒、柄本明、佐野史郎、女優・渡辺えり、柴田理恵、俳優・宇梶剛士らが参列していた。

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