立大の青木龍翔が優勝 箱根駅伝優勝アンカーの青学大・宇田川瞬矢は2位 男子2部1500M決勝

スポーツ報知
男子2部1500メートルを制した立大の青木龍翔(手前)

◆陸上 関東学生対校選手権第2日(10日、東京・国立競技場)

 男子2部1500メートル決勝が行われ、立大の青木龍翔(2年)が3分52秒93(記録は速報値)で優勝した。今年1月の第100回箱根駅伝で青学大の10区として優勝のゴールテープを切った宇田川瞬矢(3年)は3分53秒41で2位。宇田川は残り1周でサングラスを投げ捨てた後、スパートし、先頭に立ったが、残り100メートルのスピード勝負で青木に敗れ、連覇を逃した。創価大の浜口直人(4年)が3分54秒04で3位だった。

 関東学生対校は1919年に第1回が行われ、今年が第103回。1920年に始まり、今年1月に第100回大会が行われた箱根駅伝より歴史は長い。例年5月に開催され、各種目1位8点、2位7点…8位1点が与えられ、対校戦で総得点を競う。男子は16校の1部、それ以外の2部、大学院生の3部に分けられる。1部の15、16位と2部の1、2位が翌年に入れ替わる。1部と2部は短距離などを含めた総合力で決まるため、青学大、駒大、国学院大など長距離をメインに強化している大学は2部に属している。女子はすべての学部生が1部、大学院生が2部で争い、入れ替えはない。

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