男子1部5000Mは城西大のキムタイが優勝 東洋大ルーキー松井が5位、中大ルーキー岡田が6位と健闘

スポーツ報知
男子1部5000㍍決勝 1位でゴールする城西大のウ゛ィクター ・キムタイ   (カメラ・岡野 将大)

◆陸上 関東学生対校選手権最終日(12日、東京・国立競技場)

 男子1部5000メートル決勝は、城西大のヴィクター・キムタイ(3年)が13分37秒62で優勝した。日大のシャドラック・キップケメイ(2年)が13分39秒01で2位、東海大の兵藤ジュダ(3年)が13分49秒98で3位、早大のエース山口智規(3年)が13分50秒12で4位だった。

 ルーキーも存在感を発揮。東洋大・松井海斗(1年)が13分51秒77で5位、中大の岡田開成(1年)が13分53秒32で6位。大舞台でそれぞれ自己ベストを更新し、大健闘した。

 男子2部5000メートルは青学大の鶴川正也(4年)が13分36秒41で優勝。麗沢大のブライアン・キプトゥー・ブシューアキットゥ(1年)が13分36秒99で2位、専大のダンカン・マイナ(1年)が13分37秒45で3位だった。

 関東学生対校は1919年に第1回が行われ、今年が第103回。1920年に始まり、今年1月に第100回大会が行われた箱根駅伝より歴史は長い。例年5月に開催され、各種目1位8点、2位7点…8位1点が与えられ、対校戦で総得点を競う。男子は16校の1部、それ以外の2部、大学院生の3部に分けられる。1部の15、16位と2部の1、2位が翌年に入れ替わる。1部と2部は短距離などを含めた総合力で決まるため、青学大、駒大、国学院大など長距離をメインに強化している大学は2部に属している。女子はすべての学部生が1部、大学院生が2部で争い、入れ替えはない。

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