自家用車で客を運ぶ「日本版ライドシェア」が5月から札幌交通圏(札幌市、江別市、北広島市、厚田・浜益地区を除く石狩市)でも週末の深夜に限り認められることが決まり、市民からは「長時間、タクシーを待たされることが減りそう」と歓迎の声が上がった。開始時期は未定だが、少なくともタクシー会社5社が運転手の教育や運行管理を行う形で始まる見通し。ただ、安全面に対する不安は根強く、限定的な解禁となったことへの不満も漏れる。利用状況によっては運行時間帯の拡大や、料金の柔軟な設定を求める声が高まりそうだ。
「飲み会で終電を逃してしまうと、タクシーをつかまえるのが難しかった。ライドシェアが始まったら利用してみたい」。札幌市の会社員阿部晟久(あきひさ)さん(26)は札幌交通圏の条件が発表された26日、深夜時間帯の移動手段が増えることを喜んだ。...
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