【むかわ】町内の地域商社エムディノは、町穂別地区で化石が見つかった海の古生物をモチーフに、食物連鎖の様子を表現したぬいぐるみの販売を始めた。ひもでつながった大中小3体のセットで、大きいぬいぐるみの口の中に一回り小さいぬいぐるみが入り、捕食の様子を再現できる仕組みだ。
同社は2020年に設立し、恐竜グッズを中心に販売してきた。今回の商品は大型海洋爬虫(はちゅう)類「モササウルス・ホベツエンシス」、クビナガリュウ「ホベツアラキリュウ」、アンモナイトのセット。穂別博物館の桜井和彦館長によると、モササウルスは白亜紀の海の食物連鎖で頂点に立っていた生物で、クビナガリュウや海鳥などを食べていた。ぬいぐるみはその姿を再現し、全長約40センチのモササウルスの中に同約15センチのクビナガリュウがすっぽりと収まる。同様に、クビナガリュウの中にはアンモナイト(同約3センチ)を入れられる。...
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