小中高生の研究募集 筑波大「科学の芽」賞 茨城

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筑波大(茨城県つくば市)は、小中高校生を対象とした科学研究作品コンクール「科学の芽」賞を実施する。自然や科学に対する子どもたちの関心を高めるのが狙い。8月19日からリポート作品を募集する。

「科学の芽」賞は、筑波大の前身となる東京教育大学長でノーベル物理学賞を受賞した、朝永振一郎氏(故人)の功績をたたえて始まったコンクール。年1回開催し、今年で第19回を数える。

対象は小学3~6年、中学・高校生などで、個人もしくは団体。自然現象の不思議を発見し、観察や実験を通して考えたことを、リポート用紙(A4判)10枚以内にまとめる。

筑波大によると、昨年度は国内外から計2210件の応募があった。小学生部門9件、中学生部門7件、高校生部門1件の計17件に同賞を授与した。

応募締め切りは9月17日(当日消印有効)。審査結果発表は11月下旬の予定で、同大のホームページで公開する。表彰式は12月21日に同大で開かれる。作品の送付先は〒112-0012 東京都文京区大塚3の29の1 同賞実行委まで。問い合わせは同事務局(電)03(3942)6806。

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