一戸町産原料の酒「一吹」販売 華やかなラベルに一新

自分たちがデザインしたラベルの「一吹」をPRする北桜高の生徒

 岩手県一戸町産のコメと湧き水を使った日本酒「一吹(いぶき)」が販売されている。御所野遺跡の世界文化遺産登録を機に始まった「地域とつながる日本酒プロジェクト」の商品で、販売を通じてまちのPRにつなげる。

 ラベルは、一戸町の蒔前(まくまえ)遺跡で出土した国重要文化財「鼻曲がり土面」をモチーフとし、フルーティーな味を華やかな色合いで表現したポップなデザイン。北桜高生が一戸高時代の2023年に制作した。

 一吹の販売は3年目。720ミリリットル入り2420円で、町内の酒販店や南部美人で販売する。

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