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シャトレーゼで“たった140円”のスイーツに感動。クオリティが高すぎる

 焼き菓子、大進化。
シャトレーゼではクリスマスケーキの予約がはじまっています。今年はなんと48種類がラインナップ!

シャトレーゼではクリスマスケーキの予約がはじまっています。今年はなんと48種類がラインナップ!

 こんにちは、食文化研究家のスギアカツキです。クリスマスケーキを選ぶ時季になりましたが、ますます絶好調な菓子専門店と言えば、「シャトレーゼ」。  今では国内800店舗、海外9カ国170店舗を展開する大チェーンに成長し、今年のクリスマスケーキは用途や人数に合わせた48種類ものアイテムが登場しています。  先日私は一足先にシャトレーゼのクリスマスケーキの試食会に参加してきたのですが、そこでケーキ以上に感動したのが、“焼き菓子のリニューアル”でした。
「ガトーアソート」

シャトレーゼで人気ナンバーワンのギフト「ガトーアソート」が11月17日に全面リニューアルしました。8個1296円、15個2376円、22個3456円(税込)

 そこで今回は、その中でもズバ抜けておいしかったレーズンサンド「シャトー・レザン」に注目して、その進化ぶりや魅力についてご紹介したいと思います。 ※「シャトー・レザン」は洋酒が入っているためお子さんやアルコールに弱い方はご遠慮下さい

シャトレーゼにとっては、記念すべきお菓子

「シャトー・レザン」1個140円。常温保存が可能

「シャトー・レザン」1個140円。常温保存が可能

 まずはレーズンサンドの基本情報から。商品名は、「シャトー・レザン」。価格は1個140円(税込)です。  はじめて登場したのは2019年10月で、シャトレーゼ創立65周年を記念して発売されました。  実はこのネーミング、シャトレーゼの社名の語源(フランス語でシャトー=城と、レザン=ぶどうを合わせ、「ぶどうの城」という意味で付けられた)を起用していて、創業者の思い入れがひと際大きいお菓子なのです。  そんな特別な存在であるシャトー・レザン。2023年11月17日のリニューアルで磨きをかけたポイントを2つご紹介していきましょう。

改良点①レーズンの漬け込み方

シャトー・レザンには、ゴールデンレーズン種、フレームシードレス種の2種類が使われています

シャトー・レザンには、ゴールデンレーズン種、フレームシードレス種の2種類が使われています

 シャトー・レザンには、2種類のレーズン(ゴールデンレーズン種、フレームシードレス種)が使われています。  従来品からのこだわりは、それぞれの食感や風味を生かすために、レーズンの特製に合った洋酒をブレンドして漬け込んでいるという点。  小粒のゴールデンレーズンには、ブランデー、ホワイトラム、葡萄の蒸留酒を、大粒のフレームシードレスには自社関連ワイナリー直送樽出し白ワイン、果実感あふれる青りんご酒が使われています。  そして今回の強化ポイントは、「漬け込み方」にあり。レーズン自体を柔らかくせずにお酒などを入れ漬け込んで数日置いたものを使用する旧製法を改良して、お酒などが中に浸透しやすいように、レーズンをお湯でじっくり戻すひと手間増やしたのです。  その結果、お酒やレーズンの香りがより立つ味わいに進化。以前から同商品を食べていた私にとっては、一口食べて違いに気がつくほどでした。
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改良点②クッキー、クリーム、レーズンのバランス
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