八代亜紀さん追悼のど自慢、8月開催へ 熊本県八代市 「舟唄」「雨の慕情」…八代さん楽曲を審査、決勝は専属バンド演奏

八代亜紀さんの楽曲限定でのど自慢大会を開く八代くま川祭りのポスター

 熊本県八代市は17日、昨年12月に亡くなった市出身の歌手、八代亜紀さんの楽曲で競う、追悼のど自慢大会を開くと発表した。8月3日の八代くま川祭り特別企画。上位5人が挑む決勝は、八代さん専属のバックバンドの生演奏で歌う。

 市や八代商工会議所などでつくる八代くま川祭り振興会主催。6月から参加者を募り、100人を超えた場合は抽選。7月14日に市鏡文化センターで予選会を開き、審査員などの採点で本選に進む20人を選ぶ。

 本選はくま川祭り前夜祭の8月2日、西松江城町のお祭りでんでん館特設ステージであり、上位5人が3日、同会場で決勝に臨む。

 八代さんは「舟唄」「雨の慕情」などのヒット曲で知られ、演歌のほかブルースやジャズなど幅広いジャンルを歌いこなした。中村博生市長は17日の定例記者会見で「全国のファンに出場、来場してほしい」と呼びかけた。

 参加無料。市のホームページから入手した申込書をファクスするか、インターネットで申し込む。エフエムやつしろ☎0965(43)7651。(河内正一郎)

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