ロアッソのスローガン 筆ふるう【ハイ!こちら編集局】

 サッカーJ2ロアッソ熊本の運営ボランティアを20年以上続けています。今年はクラブスローガンの「跳べ」の公式デザインを揮毫[きごう]しました。思いがけない大役に緊張しながらも選手たちへの「頑張ってほしい」という気持ちを込めて筆をふるいました。

 敵地で毛筆の応援メッセージを掲げていたことをクラブの運営会社の方が気付いてくれていたことがきっかけでした。自宅で障子紙に書いて提出しました。今季のスローガンの公開までボランティア仲間にも内緒にしていたので、熊本城ホールでの新体制発表会で披露された時はドキドキしました。

 ホーム戦運営のボランティアは県内各地からさまざまな世代が集まり、友人の輪が広がることがやりがいの一つです。クラブの立ち上げ当初から携わっているのでロアッソがある生活が当たり前ですし、「ボランティアを休むわけにはいかない」と元気の源にもなっています。クラブがJ1に昇格できるよう、そばで支えていきたいです。=阿蘇市、主婦、72

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