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公開日:2024/04/24 更新日:2024/04/24

【2024年度の新入社員】就職活動が「順調だった」、「ほぼ順調だった」は合計で62.2%。理想の上司は「水卜麻美」「大谷翔平」

東京商工会議所は、2024年度の新入社員を対象に、社会人生活や仕事に対する意識等を把握するために標記調査を実施し、結果を発表した。その内容を一部抜粋して紹介する。

本ニュースのサマリー
  • 【2024年度の新入社員】就職活動が「順調だった」、「ほぼ順調だった」は合計で62.2%。コロナ禍以降、最も高い数値を記録
  • 就職先の会社で「定年まで働きたい」は21.1%。10年前(2014年度調査)より14.0ポイント減少
  • 社会人生活で不安に感じること「仕事が自分の能力や適性に合っているか」と48.9%が回答
  • 新入社員が選ぶ「理想の上司」は「水卜麻美」「大谷翔平」

【2024年度の新入社員】就職活動が「順調だった」、「ほぼ順調だった」は合計で62.2%。コロナ禍以降、最も高い数値を記録

回答者に就職活動が順調だったかどうか尋ねたところ、「順調だった」、「ほぼ順調だった」は合計で62.2%となり、就職活動の「順調さ」はコロナ禍前の2019年度調査の数値を上回り、コロナ禍以降(2021年度~2024年度調査)で最も高い数値となった。

画像:東京商工会議所 2024年4月22日 プレスリリースより引用

就職先の会社で「定年まで働きたい」は21.1%。10年前(2014年度調査)より14.0ポイント減少

就職先の会社でいつまで働きたいかと尋ねたところ、「定年まで」が21.1%となり、10年前の2014年度調査(35.1%)と比べて14.0ポイント減少した。
また、「チャンスがあれば転職」は26.4%となり、10年前の2014年度調査(11.9%)と比べて14.5ポイント増加したことから、新入社員は「長期勤続志向」が低下し「転職志向」が高まる傾向にあることがうかがえる。

画像:東京商工会議所 2024年4月22日 プレスリリースより引用

社会人生活で不安に感じること「仕事が自分の能力や適性に合っているか」と48.9%が回答

社会人生活で不安に感じることについては、「仕事が自分の能力や適性に合っているか」(48.9%)が最多となり、次いで「上司・先輩・同僚とうまくやっていけるか」(42.8%)、「仕事と私生活とのバランスがとれるか」(40.2%)と続いた。
「特に不安なことはない」は4.5%であり、95.5%の新入社員は、社会人生活を送ることに対して何らかの不安を感じている結果となった。

画像:東京商工会議所 2024年4月22日 プレスリリースより引用

新入社員が選ぶ「理想の上司」は「水卜麻美」「大谷翔平」

「理想の上司」のイメージに近い有名人・著名人を尋ねたところ、芸能界・文化人の1位は「水卜麻美」さん、スポーツ界の1位は「大谷翔平」さん、歴史上の人物の1位は「織田信長」となった。

画像:東京商工会議所 2024年4月22日 プレスリリースより引用

調査概要

■調査期間:2024年4月2日~4月5日
■調査方法:Webアンケートシステムを利用
■調査対象:東京商工会議所(事務局:人材・能力開発部 研修センター)が実施した新入社員研修の受講者1,021名
■回答数:957名(回答率:93.7%)

ニュース情報元:東京商工会議所