本田翼主演「君の花になる」

本作は、ある出来事により挫折した元高校教師の主人公・仲町あす花（本田）が、崖っぷちのボーイズグループ7人の寮母となり、一緒に“トップアーティストになる夢”に向かっていく物語。8LOOMは、高橋文哉、宮世琉弥、綱啓永、八村倫太郎、森愁斗、NOA、山下幸輝の7人からなる。

東京・大阪・福岡の3都市のライブツアーを反響で終えたばかりの彼らに、全国各地の8LOOMY（ブルーミー※ファンネーム）から、再会を願う声が数多く寄せられた。これを受けて、2日から4日に渡って東京ガーデンシアターでの追加公演が決定。最終公演は動画配信サービスParaviにてLIVE＆アーカイブ配信された。

6日放送の第8話では、5thシングルであると同時にドラマ放送期間にリリースされる最後の作品となる「Foerver or Never」の全貌が明らかに。今回の楽曲の発表として同局系音楽番組「CDTVライブ！ライブ！」とのコラボレーションが実現。本楽曲はこれまでの8LOOMの楽曲とは異なる、セクシーで大人なダンスチューン。今まで8LOOMのライブのみで公開されてきており、 テレビ初披露となるクールなステージに注目だ。そして物語はついに最終章へ。あす花と8LOOMの絆が崩壊する衝撃の展開となる。

綱啓永、8LOOMは「僕の中では解散じゃない」

アンコールは、メンバーが一人ずつ前に立ち、スピーチ。今作が連続ドラマのレギュラー初出演となった山下は「やっぱり8LOOMの皆のおかげで、本当に至らない部分が僕はあったんですけど、皆に助けて頂いてここまで来れました」と声を詰まらせ、本作が俳優デビュー＆演技初挑戦だったNOAも「今日も朝からすべてにおいて『これが最後なんだな』とかメンバー見てるだけでもすごい幸せだし、こうやって8LOOMYの皆がうちわ振ってくれたりこの景色が素敵でしかないし、8LOOMとしてこのステージに立たせて頂いていること、すべてに感謝です」としみじみと感謝。

森は「不安でいっぱいだったり自分に務まるかなだったりそういう風に考えることも多かったんですけど、こうやって皆でこのステージに立てたり一緒にドラマの撮影ができるのは応援して下さるファンの皆様だったり支えて下さるスタッフの皆様、そしてここにいる最高の6人のおかげだなと思ってて…」と、オーディションで決まった当初は不安だったという想いを打ち明け、涙。「僕がここで輝けるのは本当に本当にすべての僕に関わって下さる皆様のおかげで僕は自信を持って歌ったり踊ったりお芝居をできたりしています」と伝えた。

八村は「今日でラスト…それが僕はあんまり信じられなくてそれほどに毎日一緒にいて楽しいこととか辛いこととかも一緒に乗り越えてきて、今日立てるのが最後なんだって信じられなくて今すごい複雑です」と実感がないことを口にし、「この信じたくないっていう想いを僕は持ち続けても良いのかなって思っています。自分の中で終わりにしないでずっとずっと8LOOMを心の中で持ち続けてこれからも咲き続けて行こうと思います」と気持ちの中では永遠と語ると、綱も「僕の中では解散じゃないですし、まあ解散なのか分かんないですけど僕の中では永遠ですし、皆様の中でも永遠に8LOOMがあり続けてくれたら嬉しいです」と笑顔でスピーチ。

宮世は「8LOOMが今年いっぱいで終わってしまう、ライブができなくなってしまうのがすごく寂しいです」と時折言葉を詰まらせながら、別れを惜しみ、「メンバーの皆、こんな最年少を支えてくれてありがとうございます」と涙した。

高橋文哉「皆にも花丸をあげます」メンバーに贈った言葉

高橋は歌とダンス未経験の中、センターという大役を担い努力を続けてきた1年間を涙ながらに振り返り、「8LOOMが大きくなればなるほど、どんどんどんどん自分の中に不安だったりプレッシャーだったりがどんどん募ってきて、俺で良いのかなとか、俺に務まるのかなとか思いながらこの1年間、佐神弾、そして8LOOMにずっと向き合ってきました。でもそんなときに声を掛けてくれた人たち、家族、兄貴、そして事務所の人たち、共演者の皆さん、スタッフの皆さん、そんな皆さんのおかげで僕が一番背中を押されていました」と周りの支えのおかげでここまで来ることができたとコメント。

「何よりここまで連れてきてここまで僕をボーイズグループのセンター、リーダー、赤色にしてくれたのはここにいるかけがえのない、ここにしかいない6人です」と後ろにいるメンバーと目を合わせると、一人ずつ名前をあげ「俺たち頑張ったな。頑張った！俺たち頑張ったよ」と弾そのもののように熱く力強い言葉で激励。

円陣でいつも言っていた「派手に打ち上げて儚く散ろう」を引き合いに「もう打ち上がって今日は散る日です。儚く最高に輝いています、俺たち7人。皆にも皆にも皆にも花丸をあげます」と伝えると、会場は拍手に包まれた。

アンコール冒頭から宮世が涙を流すとすぐに抱きしめたり、最後の歌唱で号泣する山下と目を合わせたりと、終始泣き顔のメンバーを笑顔にしようとしていた高橋、最後まで笑いを誘って笑顔を絶やさなかった綱と八村、ステージの景色を目に焼き付けようと上までじっくりと眺め観客に丁寧にファンサービスをしていたNOAと山下、最初から涙腺が緩みメンバーから何度も励まされていた最年少の宮世、涙を流しながらもワンフレーズをしっかりと噛み締めて歌っていた森…7人は思い思いに最後のライブを噛み締め、8LOOMYとの時間を濃いものにしていた。（modelpress編集部）

8LOOM最後の挨拶全文

山下：本当に素晴らしい景色です。今めっちゃくちゃ噛み締めてます。オーディションから始めてこんな景色を見れると思ってなかったし、皆さんの前で歌とかダンスを披露させて頂くことが本当に幸せです。キラキラ輝けるのは8LOOMYのおかげです。そして、お父さんお母さんお姉ちゃんありがとう、今日観に来てくれて（拍手）。やっぱり8LOOMの皆のおかげで、本当に至らない部分が僕はあったんですけど、皆に助けて頂いてここまで来れました。本当に良かったです。ありがとうございました！

NOA：なんて言ったら良いか分からないくらい複雑というかすごく嬉しくも悲しくもあり、今日も朝からすべてにおいて「これが最後なんだな」とか、「この曲歌うのも最後なんだな」とかメンバー見てるだけでもすごい幸せだし、こうやって8LOOMYの皆がうちわ振ってくれたりこの景色が素敵でしかないし、8LOOMとしてこのステージに立たせて頂いていること、すべてに感謝ですしこれはすべて皆さんのおかげなのでありがとうございました。そしてこれからも8LOOMはそれぞれになってしまいますがずっと皆さんの心の中で咲き続けるので忘れないで下さい。

森：正直なことを話すとこうやってオーディションで選ばれて桧山竜星を演じると決まった瞬間、不安でいっぱいだったり自分に務まるかなだったりそういう風に考えることも多かったんですけど、こうやって皆でこのステージに立てたり一緒にドラマの撮影ができるのは応援して下さるファンの皆様だったり支えて下さるスタッフの皆様、そしてここにいる最高の6人のおかげだなと思ってて…（涙）、僕がここで輝けるのは本当に本当にすべての僕に関わって下さる皆様のおかげで、僕は自信を持って歌ったり踊ったりお芝居をできたりしています。こうやって終わっちゃうのは寂しいですけどずっとずっと皆様の心の中で小さくても大きくても良いので咲き続けられれば僕は幸せだなって思います。会場に来て下さった皆様も配信で観て下さってる皆様も本当にありがとうございました！

八村：今日で終わりらしいです。今日でラスト…それが僕はあんまり信じられなくてそれほどに毎日一緒にいて楽しいこととか辛いこととかも一緒に乗り越えてきて、今日立てるのが最後なんだって信じられなくて今すごい複雑です。でも本当に言えることは一つでこうやってここですごい素敵な時間を過ごさせてもらっているのも今目の前にいる8LOOMYのおかげです。ありがとうございます。そして本当に支えて下さっている家族だったり友達だったり関係者スタッフの皆様のおかげです。あとは一人ひとりの愁斗、啓永、文哉、琉弥、幸輝、NOAのおかげです。本当にありがとう。この信じたくないっていう想いを僕は持ち続けても良いのかなって思っています。自分の中で終わりにしないでずっとずっと8LOOMを心の中で持ち続けてこれからも咲き続けて行こうと思います。皆さんの記憶に残り続けようと思います。だからお別れの言葉じゃなくて「これからもよろしくお願いします」と言わせて下さい。本当にありがとうございました。

綱：いや～幸せですね、本当に今日は楽しかったです。もう皆が言ってくれたのそのままなんですけど、これで解散みたいになってますけど、僕の中では解散じゃないですし、まあ解散なのか分かんないですけど僕の中では永遠ですし、皆様の中でも永遠に8LOOMがあり続けてくれたら嬉しいです。僕には宝物が沢山ありまして地元の友達やら家族やら仕事の関係者、そしてもう1つ増えまして8LOOMのメンバー、あともう1個増えました。8LOOMYの皆ですね。本当に宝物が沢山で幸せです。この先も皆と仕事ができるように僕自身磨きをかけていきますのでこの先の僕らも、そして8LOOMの曲とかドラマは永遠に残りますのでこれからも応援のほどよろしくお願いします。

宮世：本当に寂しいです。1年位8LOOMとして活動してきて何気ない日常が本当に貴重な1日1日だったなと思います。ちょっと待って下さいね…今でも信じれてないです。8LOOMが今年いっぱいで終わってしまう、ライブができなくなってしまうのがすごく寂しいです。8LOOMYの皆さんともこうして大きいところで皆の顔を見ることも今日で最後ってなってしまうのが本当に悲しいですけど皆さんの人生の中の僕たち花になれたんじゃないかなと思いますし、8LOOMYの皆さんは僕たちの花です。解散はするんですけど皆さんの中で僕たちはずっと咲き続けるのでこれからもよろしくお願いします。あと、メンバーの皆、こんな最年少を支えてくれてありがとうございます（涙）。撮影スタッフの皆さん、色々な壁がありましたが、ここまで完走できることができて幸せです。ありがとうございました。

高橋：こうして6人分のスピーチを聞いて僕が一番最後にお話する、こんな機会は沢山ありました。もうこんな機会はないんだなと。「皆良いこと言うな」と背中を見て。俺もリーダーだし、ちゃんとしなきゃいけないとか頑張んなきゃいけないとか、俺が見せるべき背中は絶対あるって思ってて。でもそんなリーダーになれてるか分からないし…（涙）。この作品が決まってここに向かって頑張ってきたんですけどこの8LOOMが大きくなればなるほど、どんどんどんどん自分の中に不安だったりプレッシャーだったりがどんどん募ってきて、俺で良いのかなとか、俺に務まるのかなとか思いながらこの1年間、佐神弾、そして8LOOMにずっと向き合ってきました。でもそんなときに声を掛けてくれた人たち、家族、兄貴、そして事務所の人たち、共演者の皆さん、スタッフの皆さん、そんな皆さんのおかげで僕が一番背中を押されていました。ここにいらっしゃる8LOOMYの皆さん、配信で観てる8LOOMYの皆さん、こんなにも沢山の人を魅了できるとは僕は思ってませんでした。そして何よりここまで連れてきてここまで僕をボーイズグループのセンター、リーダー、赤色にしてくれたのはここにいるかけがえのない、ここにしかいない6人です。（メンバーの方を向き）倫太郎、愁斗、啓永、琉弥、幸輝、NOA、俺たち頑張ったな。頑張った！俺たち頑張ったよ。俺は円陣でもどんなときでも「派手に打ち上げて儚く散ろう」ってこのメンバーたちに言ってきました。もう打ち上がって今日は散る日です。儚く最高に輝いています、俺たち7人。皆にも皆にも皆にも花丸をあげます（拍手）。本日はご来場頂き誠にありがとうございました。

「君の花になる」第8話あらすじ

「俺、アンタが好きだ」という弾（高橋文哉）の真っ直ぐな告白を受け、戸惑うあす花（本田翼）。

しかし弾は、今は8LOOMの活動を頑張るため、あす花とは恋愛関係ではなく、お互いの頑張りを励まし合う関係になりたいと言う。そこで、あす花から“花丸”をつけ合う関係になろうと提案する。互いに支え合い、前向きに仕事に打ち込むあす花と弾。

そんな中、あす花の元同僚教師の池谷（前田公輝）が、退職のあいさつにと、あす花のもとを訪れる。現在フリースクールで働いているという池谷の話に、あす花は心を動かされ…。

一方ファンの後押しもあり、8LOOMの初の全国ライブツアーが決定する。個人での仕事も充実しますます勢いに乗る8LOOMだったが、なる（宮世琉弥）だけは、グループのために自分だけ役に立っていない、自分が出来ることが何なのかと思い悩んでいて…。

そんな時、あす花と8LOOMたちに最大の危機が訪れる…？