5月半ばでこの暑さ…鹿児島の4地点で30度超えの真夏日、10地点で今年の最高気温を記録

涼を求め、水遊びをする子どもたち=18日午後、鹿児島市浜町の石橋記念公園

 鹿児島県内は18日、高気圧に覆われ広く晴れ、さつま町の31.1度など4地点で最高気温が30度を超える真夏日となった。奄美地方を除く県内で真夏日となったのは今年初めて。

 薩摩川内市と伊佐市で30.3度、日置市で30.2度を観測。県内33地点のうち10地点で今年最高を記録した。

 さつま町のほ場では強い日差しが照りつける中、畜産農家らが牧草ロールの運搬作業に追われた。同町白男川の北園健二さん(53)は「この時期にしてはかなり暑いが、作業を済まさなければ」と額の汗を拭った。鹿児島市は今年最高の28.2度で、同市浜町の石橋記念公園では子どもたちが水遊びを楽しんでいた。

 鹿児島地方気象台によると、19日は気圧の谷や湿った空気の影響で雨が降る所もある。

〈別カット〉涼を求め、水遊びをする子どもたち=18日午後、鹿児島市浜町の石橋記念公園

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