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薄給すぎてパパ活に手を出した女性新入社員。当日現れた“パパの正体”に衝撃を受けるまで

 最近では「ナイトタイムエコノミー」とも呼ばれ、夜の間に活性化する経済が注目されています。カリスマホストやキャバ嬢などをメディアで目にする機会も増えています。昔ほど夜の仕事に対する偏見はなくなってきたかもしれません。今回取材してきたのは、そんな“夜の仕事”に関するものです。
パパ活

※写真はイメージです

 都内の大学を卒業し、業界では有名な住宅メーカーに見事入社することができた美幸さん(仮名・23歳)。大学に進学してからは、母子家庭ということもあって、金銭面は自力で工面する必要があったといいます。

学生時代とは違う給料に落胆

「学費は奨学金制度の利用ができたのでなんとかなったのですが、人生に一度のキャンパスライフをエンジョイしたかったので、大学では効率よく稼げるキャバクラでバイトをしていました」  学生時代はボサボサのロングヘアーをポニーテールにして、グレーのパーカーにデニムという、変わり映えのない格好で大学内をさまよっていた美幸さんでしたが、キャバクラでは、高身長とメリハリの効いたファッションで人気ナンバーワンを誇りました。収入もかなりあったようです、しかし――。 「大学を卒業して、希望する企業に就職できたことはよかったのですが、初めてのお給料の額面を見た時にかなり焦りました。キャバクラ時代の高収入を味わってしまったので、社会人で振り込まれる給与が信じられないくらい低く感じたんです

週1で始めたパパ活がいい感じに

 美幸さんは今住んでいるマンションから家賃の低いワンルームへ引っ越すことも考えたそうですが、生活の質を落とすことはそう簡単ではなかったといいます。 「なんだかんだで日々残業はあるし、営業で都内を歩き回って体力的にもかなりキツかったので、そんな自分でも何か副業ができないかといろいろネットを見ていたら、パパ活に目が留まりました。なんとなくは知っていましたが、気楽に始められそうだったのでチャレンジしてみたんです」  見知らぬ男性と会うことは性被害や詐欺などのトラブルに巻き込まれる危険性があります。当然、気軽に始められるものではありません。  しかし、美幸さんにとって、土曜日限定ではじめたパパ活はいろんな意味で有益だったそうです。報酬があることはもちろん、その日の食事代は浮くし、パパの中には人生の大先輩としてためになる話も聞けたりと、毎週土曜日が楽しくなってきたとか。しかし、そんな矢先、美幸さんにピンチが訪れます――。
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