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寿司屋で“恥をかかない”作法7選。「あがり」「おあいそ」はカッコ悪い

そろそろカウンター寿司デビューしたいけれど、自信がない。そのようなモヤモヤ感を抱えている方はいませんか? 寿司屋の基本作法がわからない、請求金額がわからないから怖いと感じているは、少なくないでしょう。そこで私は考えました。それは、高級寿司店の基本マナーや食べ方をわかりやすく整理し、安心して楽しんでいただくためのコツをお伝えしようというものです。 前編では、寿司の聖地東京・銀座で高級寿司店「佐たけ」を営む佐竹大(さたけたけし)大将に、寿司店に行く際の衣装や事前の心得についてご紹介しましたが、後編では本番の「食べる」にフォーカス。「寿司を食べる際の基本作法や、知っておくべき留意点」について7つに整理しましたので、早速ご紹介していくことにしましょう。
佐たけ

高級寿司、どうせ行くなら思いっきり楽しみたい。そのために必要な心得を銀座の寿司名店「佐たけ」の大将に聞きました

まずは「おまかせ」を味わう

佐たけ

佐竹大将が心を込めて生み出したおまかせメニューを、まずは召し上がって欲しい

はじめに、「自分の好みや要望をどこまで伝えるか?」という疑問について。「私たちのような寿司店では寿司を握る職人技を堪能していただきたいので、まずはおまかせを味わっていただきたいというのが願いです」と大将は言います。事前にアレルギー情報は伝えて、ネタの指定などを細かくしない方が、断然に楽しめるそうです。

手を使って一口で食べるが基本

佐たけ

箸よりも手で食べるのが、やっぱりオススメとのこと

次に、「手で上手に食べる自信がないので、箸で食べても大丈夫か?」という質問について。シャリをふわりと握るような本格寿司の場合、箸では寿司が崩れてしまうリスクがあります。そのため基本は手で食べた方が良く、一口で食べた方がキレイに食べることができるでしょう。箸を使いたい場合は、タテではなくシャリをヨコからすくい上げるようなイメージが良いそうです。
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握りたてを味わうべし、理想は5秒
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