日本陸連は26日、今夏のパリ五輪男女の競歩日本代表選手を発表した。男子20キロの古賀友太(大塚製薬)=福岡県糸島市出身=は初の代表入り。前回東京五輪では補欠と悔しい思いを味わったが、2月の日本選手権で3位となり五輪切符を手にした。
女子20キロの藤井菜々子(エディオン)=福岡県那珂川市出身=は2大会連続の代表入り。前回東京大会は13位で、パリでは初のメダルを目指す。
男子20キロでは東京五輪銀メダルの池田向希(旭化成)が2大会連続のメダルを狙う。濱西諒(サンベルクス)は初の代表入り。女子20キロの岡田久美子(富士通)は2016年リオデジャネイロ五輪から3大会連続の選出となった。
パリ大会から新設される男女混合競歩リレーのメンバーには2度目の代表入りとなる川野将虎(旭化成)=宮崎県日向市出身、高橋和生(ADワークスグループ)、初代表の柳井綾音(立命大)=北九州市出身、女子20キロの代表にも選出されている岡田が選ばれた。
日本陸連は女子20キロについては追加代表選手が出る可能性があるとしている。